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「バルトの楽園」観て来ました。 [映画]

故郷 徳島・板東が舞台とあって、前売り発売開始と同時に前売り券を入手して楽しみに待っていた映画「バルトの楽園」が公開となり、早速観て参りました。

あの大変な時代にあのような捕虜収容所長さんがいらしたということに感動しました。
言葉や国が違っても人間の本質は必ず伝わること、相手を信じることの大切さ・・・沢山のことを教えられました。
時代のために様々な運命を背負わされて生きていく人々。
困難な中にも希望を見出し、苦しい中から自分の生きるべき道、自分の生かされている意味を探し人生を進む人々。
クライマックスの第九は、全ての人々に歓喜を与えているようで感動的でした。

お遍路さんを迎える穏やかな板東で第九初演が行われたことは、阿波踊りと渦潮ばかりが有名な徳島で、もっともっと声を大にして宣伝すべき歴史だと思います。

今回の映画がより多くの方に観て頂けることを心より祈っています。

キャストも子役を含めて素晴らしいと思いますが、せっかく徳島出身なのに九州人の役をなさっていた板東英二さんがあまりにも不自然な博多弁で、お気の毒になりました。
地元出身でいらっしゃるのに地元の方の役が出来ないとは・・・
台本があり難しいことなのでしょうが、お気の毒で残念でした。

関西弁に似ているけど、どこか(というか・・・かなり違う)徳島弁は独特で難しいのです。

メイキング・オブ バルトの楽園

メイキング・オブ バルトの楽園

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2006/05/21
  • メディア: DVD


東映映画「バルトの楽園」オリジナル・サウンドトラック

東映映画「バルトの楽園」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, 池辺晋一郎, 東京コンサーツ
  • 出版社/メーカー: カメラータ東京
  • 発売日: 2006/06/05
  • メディア: CD


バルトの楽園

バルトの楽園

  • 作者: 古田 求
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本


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ガルボ・スノー

少し奇麗事すぎる・・・・?というところも有りましたが、素直に良い映画でしたね。北風と太陽 これは洋の東西を問わず、時代を問わず普遍のテーマだなと思いました。でも、音楽って本当にいいもんですね。
by ガルボ・スノー (2006-06-25 02:21) 

ガルボ・アルト

映画化されるとどうしても少々大袈裟になる部分はあるのかもしれませんね。
「第九日本初演の地」と鳴門に書かれた看板は見たことがあるのですが、その「初演」があのような経緯で行われたのか・・・と知ると感慨深く思えました。
音楽は世界共通語とよく言われますが、まさにその通り。
音楽は素晴らしいと心から思えました。
by ガルボ・アルト (2006-06-25 03:04) 

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