二重被爆 [映画]
映画『二重被爆~語り部・山口彊の遺言』をみて来ました。
数年前に『二重被爆』の映画をみて衝撃を受けました。
その続編と思い、映画館に足を運んだのですが、今回は前回とは違う監督さんでした。
監督さんは違っても二重被爆なさった山口さんのお話であることには変わりありません。
前回の映画で山口さんの経緯は大体のことが分かっていたのですが、今回はまた違ったお話も多く、
でも、その凄惨さは当然変わりなく、涙なしではみることが出来ませんでした。
「大広島炎え轟きし朝明けて川流れ来る人間筏」
山口さんがこの句をよまれるシーンでは、号泣しました。
「広島は私にとって地獄です」 そのお言葉の裏にある悲惨な情景・・・
そして、そのような情景を二度も経験されなければならなかった山口さんの運命。
ジェームス・キャメロン監督が「罪もない人々に原爆を投下したこと、それは恐ろしいことです。山口さん、あなたはそこにいて、すべてを目撃しました。あなたは選ばれた人なのです、二度と原爆を使ってはいけないというメッセ―ジを伝えるために・・」と仰ったシーンでは、本当にその通りだろうと深く思いました。
命を掛けて平和を唱え続けた山口さん。私達はその尊い叫びを無駄にしてはなりません。
山口さんの残して下さった数々の証言を真摯に聞き、戦争ではなく話し合いで解決させるように努力していかなければなりません。
山口さんの強調なさったお言葉「All for one, one for all.(みながひとりのために、ひとりがみなのために)」を胸に刻まなければなりません。
もうすぐ66回目のあの日がやって来ます。
どうか1人でも多くの方がこの映画をみてくださいますように・・・
世界中で上映され、多くの国の方々が山口さんの経験を通じて学ばれますように・・・
世界最初の被爆地である広島での上映で、観客がたった5人(そのうち3人は長沼、私の母、私)であることに大きな危機感を持ちました。
広島、長崎の方、もっとあの日の事実を知って下さい。
山口さんの命のバトンを後世に伝えてください。
広島の上映は八丁堀福屋の8階「八丁座」
シートもゆったりして落ち着いてみることが出来ます。
山口さんのプロフィール詳細は、こちら
原爆については、藤岡惇(立命館大学経済学部教授)氏の書かれた論文も是非お読み下さい。
「米国はなぜ2発の原爆を投下したのか」
数年前に『二重被爆』の映画をみて衝撃を受けました。
その続編と思い、映画館に足を運んだのですが、今回は前回とは違う監督さんでした。
監督さんは違っても二重被爆なさった山口さんのお話であることには変わりありません。
前回の映画で山口さんの経緯は大体のことが分かっていたのですが、今回はまた違ったお話も多く、
でも、その凄惨さは当然変わりなく、涙なしではみることが出来ませんでした。
「大広島炎え轟きし朝明けて川流れ来る人間筏」
山口さんがこの句をよまれるシーンでは、号泣しました。
「広島は私にとって地獄です」 そのお言葉の裏にある悲惨な情景・・・
そして、そのような情景を二度も経験されなければならなかった山口さんの運命。
ジェームス・キャメロン監督が「罪もない人々に原爆を投下したこと、それは恐ろしいことです。山口さん、あなたはそこにいて、すべてを目撃しました。あなたは選ばれた人なのです、二度と原爆を使ってはいけないというメッセ―ジを伝えるために・・」と仰ったシーンでは、本当にその通りだろうと深く思いました。
命を掛けて平和を唱え続けた山口さん。私達はその尊い叫びを無駄にしてはなりません。
山口さんの残して下さった数々の証言を真摯に聞き、戦争ではなく話し合いで解決させるように努力していかなければなりません。
山口さんの強調なさったお言葉「All for one, one for all.(みながひとりのために、ひとりがみなのために)」を胸に刻まなければなりません。
もうすぐ66回目のあの日がやって来ます。
どうか1人でも多くの方がこの映画をみてくださいますように・・・
世界中で上映され、多くの国の方々が山口さんの経験を通じて学ばれますように・・・
世界最初の被爆地である広島での上映で、観客がたった5人(そのうち3人は長沼、私の母、私)であることに大きな危機感を持ちました。
広島、長崎の方、もっとあの日の事実を知って下さい。
山口さんの命のバトンを後世に伝えてください。
広島の上映は八丁堀福屋の8階「八丁座」
シートもゆったりして落ち着いてみることが出来ます。
山口さんのプロフィール詳細は、こちら
原爆については、藤岡惇(立命館大学経済学部教授)氏の書かれた論文も是非お読み下さい。
「米国はなぜ2発の原爆を投下したのか」
生かされている命 - 広島・長崎 「二重被爆者」、90歳からの証言
- 作者: 山口 彊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: 単行本
コメント 0