マイ楽譜 [音楽]
23日のコンサートの楽譜です。
先月のチャリティコンサートもお陰様で、無事に終了して、教会に献金もお届けしました。
(また、後日、詳細をお伝えしますね)
ブログに書きたいことが山積みされておりますが、なかなか腰を落ち着けてパソコンの前に座ることが出来ず、更新が滞り申し訳ありません。
滅多に更新しないヴィオラのブログを読んで下さっている方に、今日は、日頃お見せすることの出来ないコンサートまでの裏事情をちょっとだけお伝えします(^^)
それぞれの演奏家の方が、コンサートに向けて、いろいろな練習方法で練習なさっていると思います。
これは、あくまで私の方法で、まさに私の事情なのですが…。
私達ガルボは、ヴィオラとピアノという変わった組合せのため、コンサートで演奏する曲は、ほぼ100%、ピアニストの長沼がアレンジして楽譜を書いています。
手書き楽譜のため、当然、ボーイング(弓使い)は、書いてありません。
ボーイングは、全て私がつけています。
また、ごく稀に楽譜に書いてある音よりも『この音の方がピアノと合わせた時に響きが美しい』というような理由で、音を変更して書き直すこともあります。(もちろん、メロディーラインは決して変更しませんが、和音などの場合)
そういう場合は、五線紙に音を書いて、元の楽譜の上に貼って修正しています。
文章で言うよりも写真をご覧になっていただけば、すぐにご理解いただけると思います。
私達のコンサートでは、リクエストが多い曲以外は、数年に1度しか同じ曲を弾くことがありません。
ガルボを結成して今年で8年目になりますが、極端な話、その8年間で、たった1回しか弾いたことがない…という曲も沢山あります。
コンサートで弾かずに、いわゆる『ボツ』になった曲もあります(;^_^A
そういう訳で、1つの曲を練習していても、その曲は、次にいつ、再び弾くことがあるのか、全く分かりません。
そのため、いま、練習している曲の状態を数年先の練習に向けて、忘れずに残すためにも『書き込み』という行為を大切にしています。
もちろん、通常の練習でも書き込みをすることは、演奏技術を向上させるためにもとても重要なことですよね(^^)
ボーイング、フレージング、強弱、リズムの変わり目、フィンガリング、間違いやすい音や臨時記号のチェックなど…覚えておかなければならないことをしっかり書き込みます。
『ガイド』と言って、ピアノと合わせるために重要な部分も書いてあります。
リスクの高い危険な部分(間違いやすい部分)には、オレンジ色の付箋を貼って、ページを開けた時に目立つようにしています。
楽譜を追って演奏している時にオレンジ色の付箋が近付いて来たら『気を付けなければ…!』と集中力を高めるためです。
また、練習の時も、まず、このオレンジ色の部分から集中的に練習すればいいので、効率が良いのです♪
楽譜の上に貼ってあるピンクの付箋は、『要練習』の曲。
フィンガリングやボーイング、音程などが難しくて、しっかり練習をしなければならない曲です。
当然、ピンクの付箋が貼ってある楽譜の内部には、オレンジ色の付箋が多数貼ってあります。
こうして、練習に入る時に、まず、どの楽譜から練習を始めるかを決めていきます。
私は、難しい曲から先に練習していくタイプです。
付箋の利用は、とても便利で、オレンジやピンクの他にも『ボーイング再考』、『音の再確認』など、色分けをして使っています。
楽譜を開くとビジュアルで、一見して何に気を付けて演奏しなければならないかが分かるので、便利です。
長くなりましたが、以上が私の楽譜事情でした。
最後に…もう一度、今回のコンサートの楽譜をご覧になっていただくと、もうお分かりでしょうが……
そうです。ピンクの付箋だらけですよね!
どの曲も『要練習』の難曲揃いということです。
日曜日まで、あとわずか。頑張って追い込み練習をします(;^_^A
上手く演奏が出来ることを祈りながら…☆
先月のチャリティコンサートもお陰様で、無事に終了して、教会に献金もお届けしました。
(また、後日、詳細をお伝えしますね)
ブログに書きたいことが山積みされておりますが、なかなか腰を落ち着けてパソコンの前に座ることが出来ず、更新が滞り申し訳ありません。
滅多に更新しないヴィオラのブログを読んで下さっている方に、今日は、日頃お見せすることの出来ないコンサートまでの裏事情をちょっとだけお伝えします(^^)
それぞれの演奏家の方が、コンサートに向けて、いろいろな練習方法で練習なさっていると思います。
これは、あくまで私の方法で、まさに私の事情なのですが…。
私達ガルボは、ヴィオラとピアノという変わった組合せのため、コンサートで演奏する曲は、ほぼ100%、ピアニストの長沼がアレンジして楽譜を書いています。
手書き楽譜のため、当然、ボーイング(弓使い)は、書いてありません。
ボーイングは、全て私がつけています。
また、ごく稀に楽譜に書いてある音よりも『この音の方がピアノと合わせた時に響きが美しい』というような理由で、音を変更して書き直すこともあります。(もちろん、メロディーラインは決して変更しませんが、和音などの場合)
そういう場合は、五線紙に音を書いて、元の楽譜の上に貼って修正しています。
文章で言うよりも写真をご覧になっていただけば、すぐにご理解いただけると思います。
私達のコンサートでは、リクエストが多い曲以外は、数年に1度しか同じ曲を弾くことがありません。
ガルボを結成して今年で8年目になりますが、極端な話、その8年間で、たった1回しか弾いたことがない…という曲も沢山あります。
コンサートで弾かずに、いわゆる『ボツ』になった曲もあります(;^_^A
そういう訳で、1つの曲を練習していても、その曲は、次にいつ、再び弾くことがあるのか、全く分かりません。
そのため、いま、練習している曲の状態を数年先の練習に向けて、忘れずに残すためにも『書き込み』という行為を大切にしています。
もちろん、通常の練習でも書き込みをすることは、演奏技術を向上させるためにもとても重要なことですよね(^^)
ボーイング、フレージング、強弱、リズムの変わり目、フィンガリング、間違いやすい音や臨時記号のチェックなど…覚えておかなければならないことをしっかり書き込みます。
『ガイド』と言って、ピアノと合わせるために重要な部分も書いてあります。
リスクの高い危険な部分(間違いやすい部分)には、オレンジ色の付箋を貼って、ページを開けた時に目立つようにしています。
楽譜を追って演奏している時にオレンジ色の付箋が近付いて来たら『気を付けなければ…!』と集中力を高めるためです。
また、練習の時も、まず、このオレンジ色の部分から集中的に練習すればいいので、効率が良いのです♪
楽譜の上に貼ってあるピンクの付箋は、『要練習』の曲。
フィンガリングやボーイング、音程などが難しくて、しっかり練習をしなければならない曲です。
当然、ピンクの付箋が貼ってある楽譜の内部には、オレンジ色の付箋が多数貼ってあります。
こうして、練習に入る時に、まず、どの楽譜から練習を始めるかを決めていきます。
私は、難しい曲から先に練習していくタイプです。
付箋の利用は、とても便利で、オレンジやピンクの他にも『ボーイング再考』、『音の再確認』など、色分けをして使っています。
楽譜を開くとビジュアルで、一見して何に気を付けて演奏しなければならないかが分かるので、便利です。
長くなりましたが、以上が私の楽譜事情でした。
最後に…もう一度、今回のコンサートの楽譜をご覧になっていただくと、もうお分かりでしょうが……
そうです。ピンクの付箋だらけですよね!
どの曲も『要練習』の難曲揃いということです。
日曜日まで、あとわずか。頑張って追い込み練習をします(;^_^A
上手く演奏が出来ることを祈りながら…☆
プロフェッショナルの楽譜、はじめて拝見しました。
やはり・・・というか、それ以上に大変なのですね。
私には無理です・・・
ボウイングやフィンガリングを自分で決められてこその「プロフェッショナル」なんですね。
いちいちご指導仰がないとなーんにもできません・・・
職業にすることの大変さ・・・痛感しました。
by ノイ (2013-08-07 14:33)
ノイさん、コメントありがとうございます。
返信が随分遅れて申し訳ありませんm(_ _;)m
いえいえ、私の場合は、プロフェッショナルなんて高尚なものではないのですよ。
ただ単に忘れやすいので書いておかなければリスクが高過ぎるというだけのことです・・・(;^_^A
ボーイングやフィンガリングも自分で弾き易いように書いているだけで、あまり褒められたものではないと思います。
その証拠に何年か経って同じ曲を弾いた時に自分でつけているボーイングに「なんじゃこりゃ!?」と思うこともあるんですよ。
「誰がこんな変なボーイングつけたんじゃ?」と思うけど、自分以外書く者はいないんですよね~
まぁ、よく言えば進歩していると言えますが、以前がひど過ぎたとも言え・・・(;´Д`)
by ガルボ・アルト (2013-09-09 05:56)