見直される音色 [音楽]
珍しく新聞の社説にヴィオラのことが書かれていたので、ブログで紹介しようと切り抜きを持ち歩いて約2ヶ月
やっと公開出来ます
2009年12月28日 中国新聞「天風録」より引用
「喪中につき」という年賀欠礼のはがきが、次々に届く。
小欄も、時代を駆け抜けていった著名人を幾人も見送った。
別れの言葉をかけそびれたものの、忘れ難い人も多い。
71歳で旅立った音楽評論家の黒田恭一さんもその一人。
親しみやすいクラシックの解説で知られた。
「お気持ちさわやかにお過ごしくださいますよう」
日曜朝のFM番組を締めくくる言葉に、いつもほのぼのした気持ちになった。
とっつきにくいと思われているクラシック。
ミカンに例えたのが黒田さんだった。
むいたり口に入れたりする作法は人それぞれ。
おいしいと思えるように食べればいい、と。
能書きなど言わず、自分流で楽しむのが何より肝心ということだろう。
~中略~
黒田さんは、地味なビオラを「味わいの濃い響き」と評したことがある。
華やかなバイオリンに寄り添って支える役回りだ。
「時代を照らす光が力を弱め、翳りが増している時にこそ重みが感じられる」とも。
暗い時代ゆえに見直される音色に気付かされる。
流石に良いことを仰っていらっしゃいます
より多くの方にこのお言葉を伝えたいと思い引用させていただきました。
暗い時代に見直される音色・・・私もそんな音色を出せる演奏者になりたいものです。
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2009年12月28日 中国新聞「天風録」より引用
「喪中につき」という年賀欠礼のはがきが、次々に届く。
小欄も、時代を駆け抜けていった著名人を幾人も見送った。
別れの言葉をかけそびれたものの、忘れ難い人も多い。
71歳で旅立った音楽評論家の黒田恭一さんもその一人。
親しみやすいクラシックの解説で知られた。
「お気持ちさわやかにお過ごしくださいますよう」
日曜朝のFM番組を締めくくる言葉に、いつもほのぼのした気持ちになった。
とっつきにくいと思われているクラシック。
ミカンに例えたのが黒田さんだった。
むいたり口に入れたりする作法は人それぞれ。
おいしいと思えるように食べればいい、と。
能書きなど言わず、自分流で楽しむのが何より肝心ということだろう。
~中略~
黒田さんは、地味なビオラを「味わいの濃い響き」と評したことがある。
華やかなバイオリンに寄り添って支える役回りだ。
「時代を照らす光が力を弱め、翳りが増している時にこそ重みが感じられる」とも。
暗い時代ゆえに見直される音色に気付かされる。
流石に良いことを仰っていらっしゃいます
より多くの方にこのお言葉を伝えたいと思い引用させていただきました。
暗い時代に見直される音色・・・私もそんな音色を出せる演奏者になりたいものです。
ビオラの響きは、木の香りの響き、地鳴りの音のようですね
by ガルボ・スノー (2010-03-10 03:51)
スノーさんへ
木の香りの響きって、どんな音なんでしょうか?
香りで響きを表現出来るの??
地鳴りの音って・・・・ちょっと違うような??
よく「いぶし銀の音色」とは表現してありますけどね。
by ガルボ・アルト (2010-03-11 02:15)
その いぶし銀がわかりませんなぁ 銀なんか燻したことないし
by ガルボ・スノー (2010-03-14 13:36)
スノーさんへ
えっ!?いぶし銀が分からない?
渋い暗めの銀色だよ。
ちょっと錆びているような・・・
地味だけどキラッと光る部分があるってことなんじゃないかな?
by ガルボ・アルト (2010-03-14 22:52)