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実は・・・実話 [音楽]

早いもので、魅惑の映画音楽第2回コンサートから、もう1週間が経ちます。

寒い中を沢山のお客様にいらして頂き、演奏もイベントも楽しんで頂いて充実したコンサートでした。

その裏話を少々・・・

実は・・・で、始まるウソのような本当の話・実話です。

本番というのは何が起こるのか分からないものです。

7時開演予定だったコンサート。会場準備をしていた時に区民センターの方がステージ裏の照明盤を指さして「ここがステージを明るくするボタン、ここが会場、出る時は、このブザーを鳴らして開演してください。まぁ、開演時には来ますけどね」とおっしゃった。

電気系統に弱い私は最後の「開演時には来ます」という言葉だけをしっかり聞いて「はい。分かりました」と元気な返事をした。

開演5分前、ピアニストのスノーさんが控え室に来て「もうすぐだよ。用意しなきゃ」と私を促す。

楽器を持ってステージ裏の先ほどの照明盤前へ行く。

「ねぇ、5分前だというのに誰も来てくれないね」とスノーさん

「うん。さっき開演前には来てくれるっておっしゃってたから、そろそろ来てくれると思うけど」と私

2人して待つこと5分。不安と共に待つ時間は長く感じる。そうこうしていると開演時間がきてしまった。

が・・・誰も来てくれない・・・

もしかして自力でするの??2人で不安になりながら控え室周りを見回すがスタッフも開場したとあって大忙しでみんな手がふさがっている。

え~!?もう7時過ぎちゃうよ・・・開演時間がずれると終了時間もずれてしまうので、開演を遅らせるわけにはいかない

「これが開演のブザーと言ってたよ」とブザーを指さし、スノーさんに説明する。

「仕方ないね。自力でやろう」とブザーを押して開演する。

長い間、演奏活動をやっているが自分で開演ブザーを押して自分で照明を調整してステージに出るコンサートは生まれて初めてのことだった。

不慣れなため、やけに短い開演ブザーに続きステージの照明を明るくして会場を暗くする。

そして、自分達でドアを開けてステージへ。

2人共全くあがってはいないのだが、自力でのブザーと照明には参っていた。

照明がモニターだけでは明るくなっているのか暗いのか調整が全く分からない。

案の定ステージに立って楽譜を置いてみると照明が暗過ぎて楽譜がよく見えないことが判明。

スノーさんのお話の間にこっそり裏へ回って照明を再度調整してみたが、なにしろどこをどう動かすと明るくなるのか暗くなるのかが全く分からない。
頼りにしていた区民センターの方もまだいらっしゃらない。
焦るが分からないものはどう仕様もない。
諦めてステージへ戻る。
ステージ上から会場に立っているスタッフに助けを求める・・・が・・・
なかなか誰も気付いてくれない。
何度も何度も様子をうかがって訴え、やっとN先輩が気付いてくれた。
ひたすら口の動きと手で訴える「ライト!暗い!ライト!!明るく!」
先輩は、長年の付き合いだけあって、すぐに理解してくれて照明が出来そうな大内先生へ伝言してくれたらしい・・・
その間、楽譜が見えない暗い照明で、練習した時の記憶と勘だけで引き続ける。
針の穴のように音符が小さな楽譜の曲までになんとか照明を明るくして欲しい・・・
祈るような気持ちで引き続ける。
ステージ上からは、裏に人がいるかどうかは全く分からないので、多分、分かってもらえて行ってくれただろう、とは思っても確証はなく、また、救助隊が今どこまで行ってくれているのかは全く分からない。
ひたすら待つと曲の途中でライトが明るくなった

おぉ!天の助け! そういう気分

針の穴のような音符の曲の途中で救われた。

ステージ上でキョロキョロしていた私はさぞ目障りだったことだろう。

焦るあまりにステージマナーが悪いようにお客様の目に映ってしまったら申し訳なかったと思う。

しかし事実は小説より奇なり。ステージ裏秘話は、そういうことになっていたのです。

助けてくださったN先輩、大内先生に感謝です。

お客様から拍手を頂くのは、演奏者であるスノーさんと私だけど、本当に頑張ってくれているのは、そうして陰で私達を支えてくれているスタッフの方々です。
演奏しながら心の中で頭を下げて「ありがとう」と感謝した出来事でした。







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涙の訳は・・・ [音楽]

私達ガルボはレギュラーで「ランチタイムコンサート」を行っている。
毎週火曜日に大手町「ルーエぶらじる」でランチタイム50分間の生演奏♪
この前からハプニング続きだが、今週のそのコンサートでもまたハプニングが起こった。
その日の衣装は、首ぐりにラビットファーが付いている真っ白のニット
ふわふわしているそのファーが曲者だった
2曲目に入った時、そのファーが目に入った(らしい)
私はコンタクトをしているので、コンタクト使用者には、お分かり頂けるでしょうが、もう痛くて痛くてたまらない。
目をこすってみたが、益々事態が悪化して涙がぽろぽろ出だした。
しかし、2人で演奏しているのだから、しかも私はメロディーを弾いているからには演奏を止める訳にはいかない。
涙を流しながら弾き続ける。
なんとか長い2曲目を終え、3曲目に入る前に尋常ならない私の様子に隣のピアニストが「大丈夫?洗面所で洗っておいでよ」と言ってくれた。
ランチタイムコンサートは、もう10年以上続けているが、途中で席を立ったことは、1度もない。
迷ったが、痛みが極度に厳しいので、耐えられず席を立った。
洗面所で洗ってみたものの、事態は全く変わらない。
泣いたから鼻まで赤くなっている。その格好悪いこと・・・
時間を取るわけにもいかないので、痛みが治まらないまま我慢して席に戻って次の曲へ・・・
涙が出続ける。鼻は真っ赤。
お客さんは見て見ぬフリをして下さっているが、きっと内心「この曲に何か想い出でもあるのかしら?」とでも思っていらっしゃるだろう。
しかし、実は想い出など全くなく、その日に悲しい出来事があったわけでもなく・・・
単純に目が痛かったのだ。
肩当てがないのも結構厳しいけど、40度の熱を押して演奏しに行ったこともあるけれど、それはそれで辛いけれど、とにかく目が痛いのは我慢出来なかった。
・・・と言っても我慢しなければ、どうにもならないので最後まで泣きながら悲劇のヒロインのように弾いた
最後の1曲ぐらいで少し痛みが和らいだけれど、10数曲を弾いている間中は地獄だった

教訓  衣装にファーは厳禁


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あるヴィオラ奏者のハプニング [音楽]

年末年始と慌しく、アッと言う間にお正月三が日も過ぎて行きました。

年末に故障したDVDハンディカムの修理が完了し、やっと戻って来ました。

友達にコンサート風景のDVDを送ると約束していたので、早速録画・・・

録画をしようとして撮り貯まったDVDを見ていてふと思い出しました。

そういえば・・・・・

映画館スクリーン前で演奏したことは先日のブログでもご紹介しましたが、その時ちょっとしたハプニングがあったのでした。
ハプニングと言えば聞こえはいいが、それはつまり単純に私が「慌て者」という証拠のような出来事でした。
第一回目の映画館演奏の日の本番。ステージに上がり、司会の方に紹介して頂き
「それでは、ガルボのお二人の演奏をごゆっくりお楽しみ下さい」と言われ、沢山のお客様の拍手が・・・

なんと、その時になって初めて自分の楽器に肩当てが付いていないことに気が付いたのです。
肩当てというのは、ヴァイオリン・ヴィオラなど腕で持ち上げて弾く弦楽器をあごと肩で固定して弾くようにするための装置です。
↓こういう物で、楽器の裏側に固定して肩にのせて使います。
KUN)ヴァイオリン肩当て 4/4

演奏家によっては肩当てを使わない方もいらっしゃるのですが、私は人一倍「なで肩」なので、この肩当てがないと楽器が下がってしまい、演奏するのがかなり困難です。
その大事な肩当てを付け忘れていたのです。
緊張感などで舞い上がって忘れていたのならともかく、全く緊張していなかったにも関わらず、ただ単に慌ててステージに上がったために忘れていたのです。

司会の方の紹介で、もう既にお客様から拍手があり、とても今更「肩当てを忘れましたから取りに行きます」とステージを降りて行けるような雰囲気ではありません。

証拠DVDの録画再生を見るとお客様の拍手の後に私がピアニストに向かってこそこそと話をしています。
「肩当て忘れた・・・」と言っていたに違いありません。焦ったような苦笑いをしています。
さすがのピアニストも呆れた様子で絶句しています。
ピアニストの呆れた様子を察知して「大丈夫、このまま頑張る」と言っているらしい私・・・
頑張るも何も自分が忘れて来ているのですから、自業自得・・・当然のことです。

弾きにくかろうが、どうあろうが自分の責任です。
弦が切れるよりはマシです。

それからは、少々弾きにくいと思いはしましたが、普段通り楽しそうに弾くことだけに集中しました。

・・・という訳で、何とか無事に、しかも何事もなかったように笑顔で無事に演奏を終えたのでした。

長年演奏を続けているとあらゆる種類のハプニングをいろいろと経験します。
経験したいと思っていなくても自動的に経験することになるのです。
今回のハプニングは、ちょっとした例ですが、多くの経験の中には、もっともっとどうしようもない例も存在します。
ハプニングの中には「自己責任のもの」とそうでない「外部的要因のもの」の2種類があります。
今回は全面的に自己責任のハプニングでしたが、今後また気が向いたら、時効になった自己責任のハプニングと外部的要因の珍しい例をご紹介致しましょう。

因みに今更これを言っても何の弁護にもなりませんが、今回の「肩当て忘れ物事件」は、これが初めてでした。
最初で最後の事件にしたいものです・・・(-"-;A ...アセアセ

一緒に焦らせてしまったピアニスト様、ご存知なかったはずですが司会をはじめ映画館のスタッフの皆様方、そして何よりお客様方、どうもすみませんでした。反省しきりです。







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マリリン・モンロー [音楽]

マリリン・モンロー セット (Amazon.co.jp仕様)

マリリン・モンロー セット (Amazon.co.jp仕様)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/12/16
  • メディア: DVD

2月に「ワンコインで聴ける魅惑の映画音楽」シリーズ第2回目を予定している。
第1回目は「オードリーヘプバーン」で大好評でしたが、次回はバレンタインコンサートと題して「マリリンモンロー」特集となっています。
バレンタインをマリリンモンローの音楽と共にロマンチックに過ごして頂こうという企画です。
年の暮れも押し迫ってきましたが、主役のスノーさんは編曲、解説・・・と準備に大忙し。
大きな声では言えないけれど頼りない相棒の私はモンローの映画をほとんど観たことがない。
2月に演奏しなければならない、と決定したので、とにかく勉強!次々にモンローの映画を見ている。
セクシーでグラマーという印象があった彼女に、とても可愛らしい天真爛漫な部分があったと分かり驚いている。
可愛らしい子供のような性格とセクシーな外見という相反したものがミックスされた独特のキャラクターが彼女の魅力なのかもしれない。

マリリン・モンロー・ダイヤモンド・アルバム

マリリン・モンロー・ダイヤモンド・アルバム

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/08/02
  • メディア: DVD


彼女がコメディ映画に出演しているということも恥ずかしながら今回の勉強で初めて知った。
衣装、しぐさ、話し方全てが魅力的で脇役としての出演でも光っている。
華がある女性というのは、その場に立っているだけでオーラが出ていて目立つとよく言われるが、せめて演奏家として楽器を弾いている時ぐらいは、そうありたいものである。


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パソコン不調 [音楽]

数日前より突然インターネットに繋がらなくなった。サーバーメンテナンスだろうと思いその日は諦めて翌日立ち上げてみたらまだ繋がらない。
おかしいと思い電話で問い合わせてみるとサーバーは問題なしとのこと。
どうやら買ってまだ二年しか経っていないモデムの故障らしい。
わずか二年で壊れるなんて!
サービスセンターは夕方までしか電話が通じず、仕事が終わるのが遅い私には連絡すら出来ない。
至急モデムを買わないとネットに繋がらないのに買うことが出来ない状況です。すぐ復帰しますので今しばらくお待ち下さい。


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発表会 [音楽]

昨日今年の発表会が無事に終了した。

年に一度の大イベント。生徒さん方にとっては晴れ舞台。

数ヶ月間の練習という試練を乗り越えて大きな舞台に立ち演奏する。

それぞれいろいろな思いがあったことと思いますが、みんな無事に最後まで演奏することが出来て一安心した。

毎年心配する子供の生徒さんも少しのミスはあったとはいえ、途中で止まったままになるなどの事故は無く、ホッとした。

家族関係が希薄になっていると聞くが、それが原因かどうかは分からないけれど、今年は過去最低の観客数で、初出場の大人の生徒さん方には気の毒だった。

舞台で演奏するからには、やはりある程度のお客さんがいらしてくださらないとせっかくの演奏がもったいない。

しかし、それにも関わらず緊張しながらもしっかりした演奏を終えたグループでの演奏の方々に心から「おめでとう」を伝えたい。

裏方で自分の出演順番ギリギリまでお手伝いをして下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

最後まで気遣いをして手伝ってくださったグループレッスンのAさん、Mさん、Fさん本当にありがとうございました。

またご自分のお子様が出演なさるにも関わらず最初から最後まで司会をして下さったIさん、
お忙しい中を時間を割いて大量のプログラムを作成してくださったCさん、感謝致します。

皆様のお手伝いに支えられて無事に発表会を終了することが出来て安心しました。

ありがとうございました。

さて、次は、コンサートです。

今度は演奏に集中しなくちゃ!


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先生は生徒の鏡? [音楽]

「親は子の鏡」とはよく言いますが、どうやらそれは師弟関係にも当てはまるらしい、と毎年この時期になるとそう思う。
ほぼ一年に一度行っている生徒さん達の晴れ舞台「発表会」が今年も近づいてきました。
来月23日(祝)に大きなホールで行われます。

その発表会に向けてただいま生徒達が猛練習中・・・のはずなのですが・・・

生徒さん方と一口に言っても、もちろんお一人お一人性格もレッスン経験年数も違い、いろんなパターンが現れます。

かなり前から完璧近くに出来上がっている人、取り掛かりが遅く、なかなか進まない人。

発表会には大人の生徒さんも子供の生徒さんも出られるのですが、大人の方は自意識がしっかりなさっているので、こちらが何も言わなくても目的を持って練習なさり目を見張るほど上達されます。

子供さんは、ゆっくりだけど確実に進む子、最初から結構上手く出来て本番直前には、もう完璧になっている子、最初から上手に出来すぎて途中で厭きてしまう子、取り掛かりも遅く、いつまでたっても進まず最後まで出来るのかどうかハラハラする子、とバリエーション豊かです。

昨日レッスンだった女の子はハラハラする代表の子。本番まで後わずか2回しかレッスンがないというのに片手ずつ弾いても右手はリズムが出来てない、左手は音の高さもリズムも何も出来ていない・・・

先週も出来ていなかったので後3回しかレッスンがないこと、このままでは間に合わないからしっかり練習することを言うと本人も反省したのか泣いて帰った・・・が・・・今週も全く進んでいない。

全く出来ていない本人は大泣きしているが泣きたいのは私の方だ。

それでも泣いても笑っても本番は待ってくれない。ステージの上では例え親でも先生でも助けてあげることは出来ない。
ステージでは自分一人で弾かなければならないのだ。
その厳しさを子供にも分かってもらわなければならない。
可愛いから余計に本番で少しでも上手に弾けるようになって欲しいと節に願う。
その結果、今日も生徒を怒ることになる。
泣きながら生徒が帰った後、自分も泣きたい気分になりながら
もしかして私の教え方が悪いから練習して来ないのだろうか?などと自問する。

発表会は複数の先生の教室合同で行われるが先生によって生徒のカラーが全く違う。
控えめで黙っているおとなしい子ばかりが揃っている教室、待ち時間にも走り回り落ち着きのない子が多い教室、礼儀正しい子ばかりの教室などなど・・・

どの子がどの先生の教室の生徒さんかすぐに分かるほど先生と生徒は似通っている部分がある。

また、演奏の部分でもそれは言えることで生徒が自分の弾き方にあまりにソックリで驚くことがある。
それらのことを考えるとやはり先生は生徒の鏡であってお手本なのだから、間違った弾き方や練習方法にならないようにしっかりしていなければならないと再認識させられる。

「私も子供の頃は練習は決して好きじゃなかったなぁ」「レッスン中によく泣いて先生を困らせたなぁ」と自分の過去を振り返りながら、それでも自分にして下さった先生のように生徒を正して何とか上手に弾けるようになっていってもらわないといけない。

さて、悪戦苦闘の今年の発表会どうなることやら??


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恐るべきプラチナチケット [音楽]

うちの母は、長崎生まれという育った環境によるものか何事にもアバウトで大らかです。

良く言えば「お人良し」悪く言えば「安請け合い」

今日の出来事もその母の性格に発端しています。

母の親戚がこの秋に広島で行われるコンサートのチケットを入手して欲しいと言ってきたのが、ことの始まり。

地元の者が知らない情報をどこから得てきたのか、随分前から親戚は母にチケット入手を頼んでいました。

日頃コンサートのチケットなど買ったことのない母は気軽に「いいよ」と受けたらしい。

かくいう私も「そんな前から心配しないでも大丈夫。広島の人は、コンサートに殺到したりなんかしないから」とたかをくくっていました。

チケット販売日、販売場所、販売枚数などチケット情報を父に調べてもらったり電話問い合わせしたり、今まで経験のない分、随分と頑張って努力していた母でした。

そしてとうとうその販売当日の今日がやってきたのでした。

電話問い合わせした母はチケット販売所から「発売時間と同時に来てもらっても買えるかどうかわからない。問い合わせが殺到している。1人2枚までしか買えない販売制限数がある。販売開始時間前に並んで抽選してもらい当たった人のみ購入可能」などと脅されてすっかり恐れている状態。

「まさか、そんなに殺到するなんて考えられない」と甘くみていた私・・・

とりあえず、販売所を数ヶ所ネットでチェックして、友人にも手伝いを頼み半信半疑で朝を迎えた。

当初頼まれていた枚数は8枚

作戦では、大手家電店と楽器店の2ヶ所が至近距離なのでハシゴをすれば3人行けば8枚はクリア出来るだろうと思っていた。

しかし、家電店が抽選という情報を得て並んでも買えない場合があることが判明

家電店を諦めることになった。また楽器店も開店時間が遅いので待ち時間が長くなるのでパス

結局地元デパートのチケット売り場へ望みを託すことになった。

朝バスから見る風景。最初に狙っていた大手家電店には、いまだかつて見たことのない行列

あれだけの人がチケットを!?と思うと家電店を諦めて正解だと思った。

楽器店も開店までまだかなりの時間があるのに待っている人がいる状態。

さて、目的のデパートは意外にも人は少なかった。しかし開店近い時間となるとどんどん増えてきて、中には「8時20分に一番のりで来ました」という方も・・・(開店は10時)

開店まで1時間ほどは待っただろうか?ようやく開店すると真正面にあるエスカレーターをイッキに駆け上がり7階のチケット売り場へ。

売り場には、もう既に沢山の人の列が出来ていた。何方向からも購入希望者が上がって来ていたらしい。

列に並び心配しながら整理券を受け取ると私の番号は48番だった。

一緒に来てもらった友人は、一緒に上がったはずだったのにいつの間にか数人後ろになっていて54番。母は、また更に後ろだ。

チケットは1人2枚まで購入可能で、その店には100枚。つまり50番までは必ず買えるが、それ以降は前に1枚だけ買った人がいれば買えるという具合だった。

ギリギリで私は買うことが出来た。半分諦めて友人は番号を待ったが残念ながら53番まででチケットは完売した。この時点でゲットしたチケットは私の2枚のみ。

当初8枚希望と言っていた親戚が1人2枚までしか購入出来ないと知って母と私だけの分のみを希望してきたので残りの2枚だけをどうにか調達しなければならない。

これまでに調べたチケット販売所で他の人があまり行きそうにない場所へ急いで移動した。

すると・・・そこでも数人がいたが、意図も簡単に購入出来た。

なんとか望み通りの枚数を購入出来てホッとした。

しかし、チケット1枚買うのにあんなに大変な思いをしたのは生まれて初めての経験だった。

まさに「プラチナチケット」

デパートで8時20分から並んでいたというご夫人は結局買えなかったとかでデパートの店員に怒っていたらしい。

お気の毒としか言いようがない。

プラチナチケット恐るべし・・・・

日頃チケットを並んで買うなどという経験のない私達はすっかり疲れ果ててしまった。

母のわがままのために協力してくれた友人に感謝しています。

とはいえ、親戚のために日頃やり慣れないことを頑張った母にも「お疲れ様」と伝えたい。

とりあえず目的は果たしたけど、もうあんな思いをして買うチケットは欲しくない~~~





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出発当日 [音楽]

いよいよ待ちに待った長崎行きの日。

日程が決まった時には、まだまだ先・・・と思っていたが、アッと言う間に当日が来てしまった。

6月は、とにかく怒涛のごとく日にちが過ぎて行った。

日頃行っているコンサートに加えて「生命のメッセージ展」「コールコスモス演奏会」のお手伝いなど盛り沢山

昨日は、今回の長崎・原爆ホーム慰問についてC新聞のE記者様より取材をして頂きました。

取材は15分位で終わるだろうと予想していたが、2時間近くに及びました。

今まで、TV・ラジオやいろいろな場所で仕事に関することやプロフィールに関する質問を受ける機会がありましたが、今回のように長時間だったのは初めてだったので驚きました。

取材にいらして下さったE記者様は、HPで私達ガルボのプロフィールやスケジュールなどを細かく読んで把握していらして下さったので、いわゆる「話が早い」状態で、丁寧なお仕事ぶりに感心しました。

E記者様のお人柄でしょうが、今まで受けたどの取材よりも丁寧で人間の内部までを理解して書こうとなさっているお姿に「あぁ、仕事というものは、この方のようにひたむきで真剣にしなければならないのだなぁ」と初心を思い出しました。

もしかしたら載せることすらないかもしれない記事と知らなくても問題ない人物や事柄・・・そのために時間を割いて丁寧に取材してくださったE記者様に感謝しています。

「素直に感じたことを記事に出来れば・・・」とおっしゃっていたお言葉が印象的でした。

彼はきっと読者の立場に立った良い記事を書く立派な記者になっていかれるに違いないでしょう。

これからのE記者様のご活躍を心よりお祈りします。

さて、私達ガルボも彼の姿勢を見習って長崎の慰問演奏を頑張ってきたいと思います。

出来れば(余裕があれば・・・)長崎よりのレポートもしたいと思っていますので、期待せずにお待ちください。


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演奏とコンディション [音楽]

レギュラーコンサートの日

毎週コンサートを行っていると体調も精神的にも良い時もあれば悪い時もある。

音楽とは感情を伴うものなので精神面で悪い時は辛いものだが、体調もそれと同じように悪いと辛い!
今日のコンサートは体調・・・とまでは、言えないかもしれないが唯一の持病である口内炎が出来ていて痛いのなんの・・・

以前歯医者で聞いてみたら口内炎とは、まだ出来る原因なども分かっていないとのことだったが、とにかく滲みるわ痛いわで泣けてくる。

口内炎の特効薬があれば是非教えて頂きたい。
左側に数ヶ所同時に出来ていて、楽器を持つ(はさむ)側なので尚更痛い。
痛いのを我慢して笑顔で演奏・・・

仕事だから当然なのだが、なかなか辛い。
口内炎以外はベストコンディションだったのだが、とにかく痛いのを我慢するのが大変だった。

過去にも指を怪我して外科へ行ったら「すぐに切開手術しましょう」と言われ、その場で爪の3分の2を切って手術。
その後、指に大きな包帯を巻かれて「てるてるぼうず」のようになった。
そんな日でも時間と予定は待ってくれない。
その日の夜、コンサート本番で、しかもソロなので休みが取れず仕方なくコンサート会場へ。
不幸中の幸いで怪我をしたのが左の親指だったのでなんとか全ての演奏をやり終えた。
(しかしポジション移動の難しかったこと!!)
右手だったら、まだ良かったのだが左手は厳しい。親指以外の指だったら休まざるをえないことになっていただろう。
左、右とかの問題ではなく、基本は怪我をしないように気をつけることなのである。
どんなに悪いコンディションでも上手く弾き終えるのがプロというものだろうが、悪いコンディションにならないようにするに越したことはないのだ。


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